カテゴリー「詩」の5件の記事

うねりに戸惑う泳がない成魚の詩

澄み切った青空を
冷めた目付きで睨み付け
小さなため息をひとつ。

大好きなスカイブルーは
愛してやまないマリンブルーに似て
それが疲弊した心を癒す瞬間もあるのに
今は反作用の渦の中心。

原因?理由?
探せばきっときりがないし
深淵な精神の海溝に挑むつもりもない。
たぶん
陽の光が届くギリギリの辺り
透明度が悪いから
かなり浅瀬。

探してみる?

いや。

今はただひたすらに
この残酷な『時のうねり』に流れていよう。
浮いたり沈んだりしながら不本意だけど漂っていよう。
今は。今だけは。

なにもかもを諦めるには
まだまだ若すぎる。
早すぎる。

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冷観すればいい

心に鉛の玉 頭には鉄の帽子
細胞のひとつひとつに重量感を感じながら
今日も笑顔を振り撒こう

醜い傷口を
社会的責任という名のヨロイで包み隠して
ただひたすらに淡々と
目の前の出来事を冷観するんだ

信じるからつらくなる
期待するからつらくなる
心を入れるからつらくなる
熱くなるから火傷する

冷たいということではなく
揺れないということ

そんな自分に中々なれないことも
淡々と冷観すればいい

冷静な笑顔で
細胞の重みを慈しむことにする

バカだなって

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嘆きの森

美しい鳥がいた(ような気がした)
思わずそれを
夢中になって追いかけていた
そしていつしか
それが当たり前になっていた

私はどうやら
嘆きの森に迷いこんだ

美しい鳥は見えない
やはり気のせいだったのか
諦めて帰ろうにも
鬱蒼とした嘆きの森が
方向感覚を狂わす

ここは…、どこ?

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がんばらない

がんばるな、がんばるな

俺が思う以上に世の中は厳しいだろうけど

俺が思うほど人生は難しくはない

疲れたら、休めばいい

食べて、出して、眠る
突き詰めれば、人間なんてただそれだけの存在

泣いたり、怒ったり、笑ったり
溢れ出す感情は人生を美味しくするための調味料

なんてことはない
ただそれだけのこと

がんばらない、がんばらない、がんばらない

がんばることを楽しむために
がんばらない

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シリーズ・心の声(一部パクリ)

望むと望まざるに関わらず

誰もがなにかを背負ってる

重い荷物をその背中に

ゴールの見えない旅を生きている

荷物の中身すら把握できぬままに

その歩みをとめるものがあるとしたら

それは『絶望』ではなく『諦め』

その歩みを進める力は

『希望』ではなく『意志』

背負った荷物がなんであれ

旅を諦めない意志を持ちたい

貫き通したい

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